【デパス】一気断薬時の離脱症状について6日目までを纏めてみた⁉

中止 うつ病

デパス断薬時の離脱症状は辛い!

デパスは「効いてる感」がハッキリしてるので、飲み始めは最高!。

だけど、いざ止めようと思うと大変な苦痛を伴う。

 

私事ですが、私は過去にアルコール依存を克服した経験があります。そして、その断酒時には大変な離脱症状を経験。ですから、依存性の強いモノ全てには十分な注意を払ってきたつもりです。

 

そんな私でしたが、結局「いつの間にかにデパス依存」に陥ってしまいました。

きっかけは今から半年前。ひどい首と肩のコリで整形外科を受診。

その病院でデパス(0.5㎎)を1日3回(計1.5㎎)処方され服用開始。

 

デパスをはじめ、いわゆる「ベンゾジアゼピン系薬剤の依存性」についての認識はありました。

ですが、「処方指示の通りだから大丈夫だろう」と甘く考えたのが誤りの始まり。

 

そして、服用を続けること約半年。

なんと!突然、過呼吸とパニック発作を起して救急搬送。全身の筋肉が硬直して身動き1つできない状態に。(人生初の経験でした)

 

搬送先の救急医師は言いました。

ベンゾジアゼピン系薬剤の離脱症状」だと。

 

さらに続けて言うには。

常用量でも人によっては酷い離脱症状を起こしうる」。

 

付け加えて。

私なら1ヶ月以上の連続処方などありえない」。とも。

 

その後の処置はもう、お察しかもしれませんがベンゾジアゼピン系薬剤の投与。

(以下、ベンゾ系と略します)

点滴投与後、5分も経たないうちに発作の症状は皆無。同時に、デパス(ベンゾ系)の離脱症状であること確定です。

 

この時点で、私はデパスの断薬を決意。

そして、選んだ方法は「一気断薬」。一般的にベンゾ系の薬剤は徐々に減らすのが良しとされます。

しかし、私は敢て一気断薬を選びました。

 

理由は単純。「苦しむ時間は短いほうが良い!」。

そして、当然の様にもがき苦しみました。

※結果的に一気断薬に成功しましたが、決して人様にはオススメするものではありません※

 

ですが、同時に「苦しむであろう事を想定」して断薬前に緩和策を準備。何事も事前の準備は必要かと。前置き長くなりましたが、その「緩和策」も含め先へ進めて参ります。

 

離脱症状緩和の為に行った事前準備について!

先の搬送先の病院にて。

「どうでもいい日常会話ですが・・・」と前置きして救急医師は言いました。

 

ベンゾ系に限らずアルコール等でも同じですが、これらの離脱症状は全て自律神経の不調和が原因です。

特に交感神経の異常な興奮で【激しい動悸】【頭痛】【冷え】【感覚器官の過敏】挙げたらきりがない位の症状が想定されます。

もちろん、全ての症状を抑えることは出来ません。

ですが、敢えて挙げるなら【βブロッカー】が有効かと。

少なくとも動悸、発汗等は抑えられるでしょう。

お薬の名前で言ったら【インデラル】というのですが・・・。

 

結論、結果を先にのべますと、この「インデラル」。この薬には大変助けられることになります。

 

まず、近所の病院(知合いの医師がいる)へ相談に行き下記の処方をしてもらった。

  • βブロッカー薬【インデラル10㎎錠】

 

更に、医師の勧めで不眠対策として抑肝散という漢方薬を追加処方いただいた。

  • 【抑肝散(ツムラ54番)】

 

さあ、この2種類の心強い味方を得て私の「デパス断薬」は始まりました。

 

断薬1日目(不安と不眠)

不安と汗

断薬初日、朝6:30出発で会社へ向かう。

ここ半年、出発前にデパスを1錠服用。当然だが、この日は無し。

 

途中の通勤電車で早くも「不安と若干の緊張」を覚える。が、まだ騒ぐほどの症状ではない。

昼食後、明らかにソレ(離脱症状)と分かる動悸が始まった。

その後は、なんだか不安感と恐怖。事務所の電話が怖くてたまらない。鳴るたびに緊張が走る。

 

そして、汗。わき汗。とても不快。

そこで、準備していたインデラルを1錠投入。

 

およそ1時間が経過した頃、動悸は完全に治まった。

相乗効果なのか、続いて不安と緊張も和らいできた。

実際、インデラルの効果はすばらしかった。ここでは「インデラル万歳!」とでも表現しておこう。

 

もっとも、全ての症状が緩和されると迄は言わない。だが、この薬が在るのと無いのでは大違い。

個人差はあるにせよ、インデラルが離脱症状緩和に有効なのは疑う余地はないかと。

 

そして、この日は定時で退社して通勤電車に乗り込んだ。

「異常に暑く感じる!」。

顔から、背中から、そして手から。汗が止まらない。苦しさよりも、滴る汗に周囲の人目が気になる。一旦、途中下車。

 

再び、駅のホームでインデラル2錠目を投入!

30分くらいで発汗が治まってきた。そして、再乗車して無事に帰宅。

(再度、インデラル万歳!)

 

その他の特記事項としては、この日は一睡もできなかった。完全な不眠状態。

処方されていた抑肝散を服用するも、もちろんインデラルを服用してもダメ。全く眠れない。

ベンゾ系の離脱症状としての不眠。こればかりは「日にち薬」しかないのであろうか?厄介だ。

 

断薬2日目(地面に引き込まれる!)

朝、ベッドから立ち上がった瞬間に異変を感じた。

体が異常に重い。いや、体が重いというのは表現が違うかもしれない。

酷い肩こり?首こり?上手な表現が思い浮かばない。

 

あえて言うなら「地面に引き込まれる!」といった表現が適切かも。

実際、少しでも気を抜くと前かがみになってしまう。

「地球の重力が100倍?」にでもなったかの様な。

 

それから吐き気、めまい、耳鳴り。そして激しい動悸。「心臓がドクドク、ギュぅぅー!」。

自立神経の働きがメチャクチャだ。私はたまらずベッドに引き返した。

 

だが、そういう日に限って外せない仕事が・・・。

「インデラル。今一度、力を貸してくれ!」。

 

再びインデラルを投入したが、今度は腹痛!

昨日に引き続き、βブロッカーであるインデラルを1錠(10㎎)投入。

約30分くらいで激しい動悸はほぼ皆無。

「よし行ける!」。

 

意を決して駅まで行くも電車待ちのホームで撃沈。今度は「腹痛」。

お腹が「ゴロゴロ、ギュぅぅぅー」。

 

え、何?今度は、胃が、そして「腸が痙攣?」してる。

とんでもない腹痛だ。本来、お腹は大変に丈夫なハズなのに・・・。

 

ベンゾ系のデパスの離脱症状ってヤツは、まったく何が起こるか予測不能。(怒りすら覚える程)

結局、この日は諦めて帰宅。デパスの離脱症状との闘いは長期戦の予感!

でも、まずはこの腹痛を何とかしないと・・・。

 

お婆ちゃんの知恵袋。腹痛には白湯!

我が家にはお婆ちゃんがいる。お婆ちゃんと言っても、私の母だが。

ともかく、私よりは人生長い分、色々と経験してきたであろう母に相談。

 

私:「腹痛てェー!」。

母:「少しずつお湯ば飲め」、「腹ば暖っためると良かとよ!」。「ベンゾ離脱か何かしらんけど、自律神経がおかしいっちゃろ?更年期と一緒たい!」。

 

「良かとよ!」。

母の九州弁を聞いた時点で、何だかとても暖かく痛みが和らぐ気がした。素直に白湯(さゆ)をチビチビ。結果、腹痛は治まった。

 

母が言う更年期と一緒かどうかは分からない。が、ベンゾ系の離脱症状というのは自立神経の迷走には違いない。自律神経失調症の人なんかは体を温めると症状が緩和されるとも言われる。

(その他の症状として耳鳴りもあったが、これについても若干改善)

 

もちろん白湯で全ての離脱症状が緩和されるとは言わない。でも何たって手軽だし安全。やはり離脱症状と闘うには手段は一つでも多い方が良い。

お婆ちゃんの知恵袋に感謝。白湯。オススメです。

 

【2018/03・追記】

断薬2日目も完全に不眠。インデラルと共に処方された漢方薬の抑肝散(ツムラ54番)を服用するも効果なし。今になって思えばですが、非ベンゾ系の睡眠薬があった方が良かったもです。

(ベンゾ系も非ベンゾ系も薬効のメカニズムに共通点が多いので、ここでは明確な表現を避けます)

 

断薬3日目(デパス離脱症状の嵐!)

嵐

断薬3日目は、それこそ「離脱症状の嵐!」。

これまでの激しい動悸などは無くなりましたが、今度は様々な感覚(五感)が過敏に!

なかなか表現が難しいので、順番に書き出します。

 

聴覚過敏

とにかく音が良く聞こえる。

聞こえるというより直接、脳に音が響くとの表現が適切かもしれない。

音で驚く。音が怖い。音で吐き気がする。音で過度に疲れる。

 

感覚過敏

服が肌に当たるのでさえ不快。時折、痛い感じもする。明らかにおかしい。

空気ですら触感を感じるレベル」。大変不快だが逃げようがない。

 

手足のこわばり

指や手首の腱が炎症を起こしたかの様な痛み。目視でも実際、腫れている。不思議だ。

ストレッチをしようが温めようが改善なし。嵐が過ぎ去るのを待つしかない。

 

パーキンソン病、他にでもなったのかと心配になり、症状、他を調べまくる程に。

また、歩き難くもあった。とにかく不自由この上なし。

 

皮膚の下を虫が這い回る感じ

そのままの表現。ふくらはぎが最も顕著だが、腹部にも発生。

だだでさえ眠れないのだが、これが不眠を加速させる。

(これについては翌日以降に酷くなり病院へ行ったので、後に詳細を書きました)

 

食欲低下・体重減少

断薬開始からの3日間で5㎏体重減少。

実際に食べられないのだが、心も体も過度に緊張してるからエネルギー消費が異常に大きいのか?。

結局、この日は水すら受け付けない状態。ただただ「辛い」。

 

健忘

ほんの数分前の事柄を忘れる。これはこれで恐怖。

若年性のアルツハイマーにでも進行するんじゃないかと・・・。

 

抑うつ

私には抑うつ感情は大変に堪えた。

自分自身に「これは離脱症状の一つだ!」。と、何度も言い聞かせる。

 

それでも少し気を抜くと抑うつ感情に陥る。そうなると、断薬の意思自体が揺らぐので非常に厄介。

事前の心構えが必要かと。紙に書いて目に見える場所に貼っとくとか。

繰り返すが「これは離脱症状の一つだ!」と。

 

残尿・尿漏れ

恥ずかしくもあるが書き残しておく。

残尿感だけなら良いのだが、実際に尿漏れを起こした。

当然、自尊心も傷つくし、外出は困難。いや、「無理」。

 

パニック発作

パニック発作というか、些細なことで「過呼吸状態」に陥る。

油断してると、救急車のお世話だ。

 

満員電車の中でパニック発作・・・。こんなの考えたくも無い。

 

断薬4日目~5日目(むずむず脚!)

むずむず脚

3日目に「皮膚の下を虫が這う感じ」と書いたが、これがいよいよ酷くなってきた。

両足(膝下)が「むずむず」・「ジンジン」・「チクチク」。

とにかくじっとしていられない。辛い。ストレス全開だ。

 

「もう耐えられない!」

「断薬を中止して楽になりたい!」。誘惑が何度も頭によぎる。

 

「とりあえず病院に行こう!不眠も相談しに」。

インデラルを処方してくれた知合いの医師がいる病院へ向かった。

 

パーキンソン病の治療薬なんか大丈夫?

知合いの医師は言った。

不眠はともかく、その脚の不快な症状(むずむず)はレストレスレッグス症候群です。

むずむず脚とも言います。原因は詳しく特定されておりませんが、対処法は確立されてます。パーキンソン病の治療薬で解消しますからご心配なく。

 

もう少し詳細を追記する。

 

デパス断薬時(ベンゾ系薬剤)に、この脚の不快な症状が発生する人は一定数見られる。原因は推測の域をでないものの、足の刺激を抑える脳内物質であるドパミン系の働きが低下するのが原因だそうだ。

 

ただ、先ほどの医師の言葉通り対処法は確立されている。今回、私は「ビ・シフロール」という治療薬を処方された。これは本来、パーキンソン病の薬。

 

「パーキンソン病の治療薬」。この響きに多少の抵抗感を覚えるが、背に腹はかえられない。

夕食後に1錠。そして、その日は早めにベットに入って暫くすると・・・。

「あれっ?もう治ってる!」。即効性ありすぎて怖いほど。

 

しかし、この「ビ・シフロール」にも薬であるが故に副作用はある。

その多くは、吐き気・胃の不快感・食欲不振と消化器系の不具合。

 

ただ、ベネフィット(薬の効果)とリスク(副作用)を考えた場合は明らか。

ほぼ全ての人が「ビ・シフロール」の服薬を選択するだろう。

少なくとも私には、その程度の副作用でしかなかった。

 

【2018/03・追記】

ビ・シフロールを服用したのは断薬4日目と5日目の2日間のみ。

また、断薬初日から悩まされた不眠。この薬の効果なのか「日にち薬」かは不明ですが、断薬4日目に3、4時間くらい眠れた。また、それを境に徐々に不眠は快方に向かいました。

 

断薬6日目(頑固で異常な首こり・肩こりが続く!)

夜明け

ようやく6日目を迎えました。

 

様々な自立神経の失調と思われる不定愁訴(訳の分からない不調)の数々。

その苦しさ自体もさることながら、「いつまで続くのか分からない恐怖!」。

これには本当に精神力を削られ、何度も断薬を諦めかけました。

 

ですが「離脱症状の急性期」とも言える激しい離脱のピークは越えました。

もっとも、完全な離脱症状からの解放ではなく、首や肩の異常なコリ。地面に引き込まれる様な背中の重さ。これらには依然として苦しめられております。

 

【2018/03・追記】

結局、その「異常なコリ」は3ヶ月以上続きました。

ほんの半年の服用で離脱期間が3ヶ月以上。まして、服用量も1日総量で1.5㎎。よくある処方例であり当然、決められた容量・用法の範囲内だったにも関わらず。

 

【2018/04・追記】

平成28年10月14日施行でデパスは向精神薬に指定されましたが、依然として漫然処方がみられます。私たち自信が「自分の身は自分で守る!」という意識改革が必要。

未だ、ベンゾ系の薬剤について安易な考えの方も多いので、下記に厚生労働省のリンク添付しておきます。

厚生労働省:「新たに3物質を向精神薬に指定し、規制の強化を図ります」

 

【2018/12・追記】

断薬して1年が経過。各種の不定愁訴は「ほぼ」なくなりました。

デパスの服用期間は約半年。離脱に費やした期間は約1年。やはり、安易に服用する薬ではありませんね。

あと「ベンゾジアゼピン眼症」というのも提唱されています。関連性は不明ですが、実際に私はデパス服用中に「飛蚊症」になりました。「安易な服用はやめよう!」とだけ言わせて頂きます。

 

あとがき(一気断薬は慎重に!)

このブログに辿り着いた貴方は「ベンゾ系薬剤を減薬・断薬中もしくは断薬予定」の方々ではないでしょうか?

 

今回、私は一気断薬を行い成功しました。が、正直なところ「人様にお勧めは出来ません!」。

確かに多少の事前準備はしましたが、結局のところ「我慢と根性の断薬!」。

リスキー過ぎるとも言えます。

 

私の場合は「結果オーライ」でしたが、本当に「辛かった!」の一言です。

もし、もう一度、断薬するとしたら120%「減薬➔断薬」と順を追って行うと思いますよ。(笑)

 

だって。本文には書きませんでしたが最初の数日は「タオルを咥えて耐えた!」位ですから・・・。

「【デパス】一気断薬時の離脱症状について6日目までを纏めてみた⁉」

-ENDー