【レグテクト 感想】断酒補助剤で飲酒欲求は本当に抑えらるのか⁉

断酒

こんにちは。トオルです。

私は少しだけ、お先にお酒をやめたアルコール依存症患者本人です。

現在、断酒継続すること6年目。幸いにも、いわゆる「飲酒欲求」は殆どありません。(今はね!)

 

ですが、断酒当初は毎日が飲酒欲求との闘い。藁にもすがりたい思い。そんな折。(運命⁉)2013年に日本国内で唯一「飲酒欲求を抑える薬」として発売された商品名:レグテクト(一般名:アカンプロサート)。

 

当然な成り行きですが、すぐにレグテクト入手。それから約1年に渡って服用。

レグテクトは「30年ぶりの新薬!」「画期的!」「救世主!」などとも謳われます。

ですが、実際の所はどうなのか?

 

そこで患者本人の視点から、その効果だけでなく副作用なんかにも触れていきたいと思います。

あっ。結果を先に述べておきますと「随分助けられました!」。では、先へ進みます。

 

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今までの抗酒薬(剤)とレグテクト(アカンプロサート)は何が違うのか?

このブログに訪れて頂く方の中には、従来から長く(1963~)使われている「抗酒薬(剤)」の知識がない方も居ると思います。(悲しいことですが、日々、新たなア症が・・・)

 

なので、下記にアルコール依存症治療で有名な「久里浜医療センター」様から、引用説明させて頂きます。(ちょっと文面長いので、後に要約付け加えます)

わが国で従来から用いられてきた薬は、「抗酒薬」と呼ばれる薬です。

抗酒薬には、ジスルフィラム(商品名ノックビン)とシアナミド(商品名シアナマイド)の2種類があります。これらの薬剤は、抗酒薬を服用中にもし飲酒すると、悪心・嘔吐、頭痛、動、顔面紅潮、呼吸困難などの不快な反応を引き起こします。

そのため、抗酒薬を服用している間は、生活の中で飲酒をしたくなるような出来事があった場合にも、「気持ち悪くなるからやめよう」と、心理的に飲酒を断念しやすくなるという作用を持ち、結果的に断酒の継続に役立ちます。

抗酒薬は、きちんと服用ができていれば、断酒維持のための効果は高いものの、重症の肝硬変や心・呼吸器疾患のある場合は使用できない、アレルギーや肝障害といった副作用を引き起こす場合がある、そもそも飲みたくなったら抗酒剤の服用をやめてしまうといった問題点もありました。

一方、アカンプロサートは、脳に作用して、「飲みたいという気持ち」そのものを軽減させる作用を持った薬剤です。比較的安全性が高く、抗酒薬のように飲酒時の頻脈などの反応を引き起こさないため、高齢者などにも投与しやすいという特徴があります。また、研究は少ないものの、薬の相互作用が少ないため、抗酒薬との併用も可能だと考えられています。

引用:久里浜医療センター|アカンプロサート(レグテクト)と抗酒薬の違い

 

僕の言葉で要約すると。

これまで長く使われてき抗酒薬(ノックビン・シアナマイド)は、強制的に「酷い下戸(げこ)」状態を作り出す薬。飲酒すれば当然、地獄の苦しみ。

だけど、ここポイントですが「飲酒欲求は減らない!」。言い換えると、服用した患者に「ひたすら我慢の断酒を強いる薬!」。(※実際には“服用した!”という安心感から飲酒欲求が低下する人も多数。ですが、少なくとも僕には“拷問”みたいな薬だったなぁ・・・)

 

対するレグテクト。

上の引用文そのものですが、脳に働きかけて「飲みたいという気持ち」自体を軽減してくれる薬。

確かに、この効果が本物なら「30年ぶりの新薬!」「画期的!」「救世主!」。夢のような薬です。

では。次にレグテクトの臨床データを見てみましょう。

 

レグテクトの臨床効果(データ的に見る効果!)

下はレグテクト®錠333㎎のインタビューフォーム。(添付文書では不十分な情報を補うための企業提出の詳細な情報)

引用:日本新薬株式会社|医薬品インタビューフォーム

 

これによると24週間(半年弱)の断酒率はレグテクト47.2%vsプラセボ36.0%。

その差、11.3%でレグテクト優位!。この差(数値)を大きいとみるか否かは別としても、「断酒補助剤」としては真っ当な薬ではないかと。

 

では次。僕自身の「感想」に入ります。

 

レグテクトを服用した僕の感想(効く人にはメッチャ効く⁉)

正直に書きます。

「僕には効いてるのか否か、それすらも感じ取れませんでした!」。

レグテクトへの期待が大き過ぎた事もあるのでしょうが、最大限に譲歩した表現でも「なんとなく・・・」。

 

ただ、断酒初期の「藁にもすがりたい」心境の中では、この「なんとなく・・・」。感じられる効果がウンヌンではなく「薬を服用したという安心感!」は、決して小さくはありませんでした。

 

結果、この安心感が「飲酒欲求を抑える」ことに繋がったことだけは確か。

安心感というと、先ほど抗酒薬でも同じことを言いましたね。事実、実際の臨床では「抗酒薬+レグテクト」のダブル処方の例が多く見られます。(僕も例に漏れず・・・)

 

ただ、レグテクトだって何だって薬である以上、個人差があります。僕に「まあ、なんとなく」でも人によっては「もの凄く効く!」って人だっています。

Twitterからの引用だけど、「強烈な飲酒欲求が消えてます!」・「レグテクト凄い!」はこの方々の素直な感想。アナタは「効く人!」かも知れませんよ!ぜひ、お試しあれ。

 

そして結果論になりますが、現在、僕は断酒6年目。

かなり強引な結び付けだと自分で承知ですが、レグテクト無しにて今の僕は無かったかも。

「断酒の武器」は1つでも多い方が良い。ってことで、ここは締めさせて頂きます。

「断酒の武器」としての僕のオススメは酢!「【お酒の代わり】飲酒欲求を感じたらまず、お酢を飲め!」。時間あったら読んでみて!

次。誰もが不安?になるであろう、副作用とかについて少しだけ触れておきます。

 

レグテクトの副作用について

副作用等発現状況の概要

国内臨床試験において、安全性評価対象症例199例中37例(18.6%)に副作用が認められた。主な副作用は、下痢28例(14.1%)、傾眠、腹部膨満、嘔吐 各2例(1.0%)であった。

引用:Pmda医療用医薬品 詳細表示|レグテクト錠333mg

 

レグテクトの副作用として1番多いものは、知る人ぞ知る「下痢!」。

僕も例に漏れず下痢になったのだが、頻繁にトイレに駆け込むような酷い下痢は2~3日の間だけだった。体(脳?)の慣れなのか何かは分からないが、その後は体調により並はあるが「柔らかいかな?」ってな程度だった。

 

そして、1ヶ月もしないうちに全く気にならなくなった。もちろん、これには個人差が大きいとは思う。だけど、言い方変だが“僕が知るア症達”の多くが同じことを言っていたので、少なくとも生活に支障をきたす様な事(トイレ×2)は心配いらない。

 

あと、これは個人的で感覚的なことだが、レグテクトを服用すると“飲酒欲求以外の欲求”も減ってしまう様な気がした。“美味しいもの食べたい欲”とかそんなヤツが無くなると言うか何と言うか・・・。でも、繰り返すが本当に感覚的なこと。実生活には何ら問題ないことなので気にしないで頂きたい。(だったら書くなー。って言わないでね!)

 

もう1つだけ書いておくと人によっては「断酒後の便秘にレグテクト最高!」なんて具合に、喜んでた人も居たくらい。だから、副作用については深く考える必要は無しかと。

ただし、医師、薬剤師さんの指示。用法・用量はきちんと守ってくださいね!

 

あとがき(レグテクト入手は病院で処方箋かいてもらってね!)

最後に1つだけお願いしたいことがあります。

レグテクトに限らずですが、最近は処方薬でも個人輸入代行業者から安く買えます。

もちろん、その行為自体は(個人で購入・使用する限り)違法でも何でもないので問題ありません。

 

ですが、僕は敢えて病院を受診して処方箋を書いて貰ってからの、レグテクト入手をお勧めしたい。

出来ることなら、アルコール依存症治療の専門病院にて。

 

だって。先に書きましたが「ダブル処方(レグテクト+ノックビン、他)」とか、“アナタスペシャルな処方”が見つかるかもしれません。

断酒の味方(相棒)は1つでも多い方が良い。それに、レグテクトよりも新しい“アルコール依存症 飲酒量低減薬”「ナルメフェン」・・・・。とか、有益な情報も手に入るかもですよ!。

「【レグテクトの感想】断酒補助剤で飲酒欲求は本当に抑えらるのか⁉」

ーENDー

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