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もう一生分のんじゃった!

私は少しだけ先にお酒を止めたアルコール依存症者です。ただなかなか最初の一歩をふみだせず多くのものを失ってしまいました。みなさんには後悔してほしくないとの思いで書き綴っていきますのでご覧いただくと幸いです。

患者本人の視点「アルコール依存症治療薬・レグテクト(アカンプロサート)の効果と特徴」

 

アルコール依存症治療薬》

 



私は少しだけ先にお酒をやめたアルコール依存症患者本人です。

2013年に唯一「飲酒欲求を抑える薬」として発売された商品名:レグテクト(一般名:アカンプロサート)。

「三十年ぶりの新薬!」「画期的!」「救世主!」と言われているが実際の所はどうなのか?

そこで患者本人の視点から服用経験を述べさせて頂く。

あくまで私の主観ではあるが「治療法選択」の一助になれば幸いである。

 

国内臨床試験データから

 

投与した「断酒の意思」があるアルコール依存症患者の24週後の完全断酒率47%。

プラセボ(偽薬)投与の同24週間後の完全断酒率36%。

このデータからみるとレグテクト服用は有意に断酒率を上げる結果となっている。

<ポイント>

「断酒の意思」がある事が前提となる薬である。

他のアルコール依存症治療でも同様だが患者本人に「断酒の意思が無い」場合には全く用を成さない。

この点については「自身の意思」でこの記事に辿り着いた貴方には問題ないと思われるが大変重要なので注記させて頂きたい。

 

私の服用経験から

 

実際に私が断酒初期に服用した感想を一言でいうならば「なんとなく飲酒欲求が治まった」といったところである。

ガツンと明らかに効くのではなく「なんとなく」「少し」だった。

ただ断酒初期の「藁にもすがりたい」心境の中ではこの「なんとなく」は決して小さな事ではなかった。

そして「薬をのんだ安心感」とでも言えば良いのか表現が難しいのだが、この安心感を得ることが結果として「飲酒欲求を抑える」ことにつながったのではないかとも思う。

その他、よく周囲の人から「いろんな欲求全てが抑えられたりしないか?」との問いがあったのだが、この点については全く普通だったことを付け加えておく。

私にとってレグテクトは有効か無効かと問われれば「十分に有効だった」と返答させてもらう。

  

 

 

副作用について

説明書より「比較的多いのは下痢」となっているが実際のところはどうなのか?

この点についてはこう説明したい。

私がレグテクト服用し始めた時は実は「お酒と併用していた」。

当然「断酒の意思」はあったのだが当時はすぐに止められなかったのだ。

これをするとほぼ100%下痢になる。

「そもそも使用方法が間違っている」のだから参考にならないとお叱りを受けそうではあるが案外に同じ事をするアルコール依存症者は多く、私の周りにも数名いた。

もちろん「完全断酒」した後の服用で下痢に悩むことはなく、むしろ「お酒を止めた後の便秘」解消に都合がよい程だったことを追記させてもらう。

 

結論

「レグテクト服用したから飲酒欲求が治まる!」

思考が人に与える影響は思ったよりも大きく、又、実際の薬効との相乗効果で「アルコール依存症治療薬」としての価値は十分にある。

きっと「断酒の意思」を固めた貴方にとってレグテクトは有効な薬であろう。

選択肢の一つに加えて「断酒」に励んで頂きたい。

健闘を祈る!