もう一生分のんじゃった!

お酒をやめたアルコール依存症者が断酒・禁酒・メンタル、そして健康全般について書いてます。

Vol.2 アルコール依存症~果てしなき泥沼の始まり!

  

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 👆  Vol.1からの続きです 👆

そして私は、働き続けた。

毎晩、毎晩、酒の力をかりながら・・・。

酒の力を借りて得たもの

懸命に働き、酒を飲み、

狂ったように働いては、気を失うまで飲む。

そして10年の後、私は力を得ることができた。

その力とは、

私の個性ゆえの苦悩を全て払拭してくれる、

絶対的な力の筈であった。

しかしその力、

私が追い求めて掴みとったと思われた力は、

全く意味のない、

そして、

意味がないどころか私自身のみならず、

私に関わる全てを不幸に導く負の力でもあった。

我に返った私が見たもの

力を得た!

その安堵感から私は立ちどまり周囲を見渡した。

しかし、その目に映った光景は・・・・。

疲弊し、憎悪に満ちた同僚、部下の視線。

荒れ果てた部屋。

私への恐怖で怯える子供たち。

そして、私は理解した。

 歩むべき道を間違えた!

だが 後の祭りである。

当たり前ではあるが、

時間を巻き戻すことはできないのだ。

お酒との力関係の変化

この後、私がとるべき道は一つ。

現実と正しく向き合うこと!

だが、

私は、またしても酔いの世界へ逃げ込んだ。

そして、飲み続けた。

しかし、

ここにきて初めて、酒が私に牙をむいた。

そう、お酒との力関係が変化した瞬間であった。

今まで自分が、自身の意思で酒を飲み、

そして、その力を利用してきた。

いや、そう思っていたのだが、

完全に酒に支配され、酒なしでは生きていけない、

飲まなければならないのだ・・・と。

今思えばこれが、

お酒を飲むことへの嘘の動機づけ、

言い方を変えれば、

いわゆる否認の始まりであった様に思える。

さらに簡単に言うと、

明らかにアルコール摂取がマイナスに働いている

にも関わらず、その現実を無かったものとして考える

事であり、

アルコール依存症の境界線を越えた瞬間でもある。

 

え ・・・嘘?・否認?。

今、貴方はハッとしませんでしたか?

ハッとした、そこの貴方。

気づく事の出来た貴方は、まだ大丈夫。

今すぐ、歩んできた道を戻るのだ!

 

 しかし、

私は飲み続けた。

そして、更なる深みへ・・・。

次回へと続く~。