もう一生分のんじゃった!

お酒をやめたアルコール依存症者が断酒・禁酒・メンタル、そして健康全般について書いてます。

アルコール依存症から回復できない夫とは離婚すべきか?

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こんにちは!

お酒をやめたアルコール依存症者のトオルです。

今日は少し重たい内容ですが「アルコール依存症の夫と離婚すべきか!」について、当事者の視点から考えていこうと思います。

 

まず初めに述べておきますが、僕には妻と二人の子供がいる。

いや、いるというよりは僕の妻は離婚を選択しなかったのです。

結果として、僕は運よく回復(完全断酒)できた。

 

だがしかし、運よく回復できたから良かったものの・・・。僕は思った。

あのまま回復できなかったら僕の家族はどうなっていたのか。

そもそも妻は、なぜ離婚を選択しなかったのか?

 

そこで、なんだか恥ずかしくもあったが我が妻に聞いてみた。

(私)なんで? どうして?

(妻)そりゃー、〇〇〇〇〇〇を感じたからよー!

(妻)これを感じられなくなったら、即行見捨てる(離婚)予定だったのよ!

 

即行って!(あぶなかったよー)。

 

 

 

夫の中に人としての心を感じた!

 

妻は、なぜ離婚を選択しなかったのか?

もうお分かりかもしれないが、妻は私(夫)の中に「人としての心」が残っていたからだと言った。

 

もう少し詳しく述べよう。

アルコール依存症者の日常というのは「飲酒」を中心にまわっている。

それこそ、依存症者の発言、そして行動は「全て飲酒のためだけに行われている」と言っても過言ではない。

 

依存症者の口から発せられる、つまらない嘘、暴言などには飲酒目的以外の意味は皆無。およそ常人には理解の出来ないものである。

程度問題(病気の進行)だが、もはや「人ですらなくなる」。いや、およそ人とは呼べぬ状況にさえ陥る。

 

私とて例外ではなかった。

私自身、当時の飲酒以外の鮮明な記憶は全く無い。

可愛いであろう我が子の七五三、入学、様々な成長の節目。まったく思い出せない。

恐ろしいことだ。私も「人ですらなかった」のかもしれない。

 

しかしだ。

妻は、そんな当時の私に「人としての心」を見たと言うのだ。

(妻の会話から)

夏の暑い日、あなたは普段と変わらずベロベロに酔っていた。

その時、停電した。当然だけどエアコンが止まった。

そしたら貴方は、寝ている下の子を必死に新聞紙で扇ぎ始めたの。

新聞紙だから大した風はでないけど・・・。でも、嬉しくて、嬉しくて・・・。

 まあ、これは例だ。当然、記憶はないのだから・・・。

 

ただ、妻は続けて言った。

あなたから人としての心が全く読み取れなくなった時。

その時は・・・。その時が離婚の時だと思っていた。

 

 

 

決めるのは貴方だ!

 

私の妻は離婚を選択しなかった。理由はここまでに述べた通りだ。

ただ、私は離婚否定派ではない。

時には決断も必要だと思っている。

スルズルと共倒れに陥ってはならない。未来ある子供がいる家庭ならば尚更だ。

 

私は自身が当事者であるが故、病院、施設等々で多くのアルコール依存症者に接してきた。そして、当事者だからこそ分かる悲しい事実もある。

私の主観、私が実際に接っしてきたアルコール依存症者の回復率は事実として低い。

 

よって、場合によっては決断する必要が出てくると思う。そう、離婚。

もっとも、離婚以外にも別居などの手段は様々あるだろうが、方向的には依存症者と物理的距離を置くということ。

 

ただ、ここまで述べてきて無責任だが、やはり最終的に決断するのは貴方。

だから。だからこそ。

あくまで決断のヒントとして。一例として。最後にもう一度。

「人としての心」感じることができますか?

 -ENDー